そば研究の第一人者が語る「江戸と蕎麦」の関わり。
江戸庶民の生活が浮き彫りにされ瑞々しく伝わってくる。
膨大な資料を読み解いた著者の蕎麦への熱意を評価する。
終章の「江戸蕎麦の明治・大正・昭和」には目新しい記述が
多くある。
光文社新書
本体価格 925円
388頁