カント哲学者(東北学院大学教授)が書き下ろした「蕎麦の薀蓄」
前著「そば打ちの哲学」と併読すると面白い。3部構成からなり
1)そば打ちの楽しさ 2)そばに関するエッセイ 3)蕎麦屋巡礼
自ら蕎麦打ちに励む・・石臼挽きもこなす本格派。蕎麦打ちを「人間
が本来持っている創造の営み」と言い、「蕎麦は人間と人間を繋ぐ
力を持つている」とも言う。
筑摩書房
本体価格 1600円
205頁