江戸の粋人・日新舎友蕎子が寛永4年(1751)に脱稿した蕎麦に関する著作。
  平成18年に「有楽町更科」の4代目・藤村和夫氏が現代語に訳解、そば研究の
  第一人者・新島繁氏が校注を付けた。
  上・中・下三巻からなり、そば研究の種本的存在となっている。蕎麦に関心を持
  つ人の一度は目を通さなければならない名著と言えよう。江戸中期における蕎
  麦屋の実態、法蕎麦打ち法、江戸蕎麦の歴史等が余すところ無く書かれている。
   
   
   著者 日新舎友蕎子  校注 新島繁  訳解 藤村和夫
 
 
 (株)ハート出版
 
 税込み 2100円
 
       216頁