板そば   山形県村山地区    写真・・三郎兵衛(山形県村山市) 09-10-21

  山形県村山地区の農家では、農作業(共同作業)後や収穫祭・決め事等の後の「なおらい」でそばを
 大きな板皿に沢山盛り付け振舞う習慣があった。板はせいろよりも水分の吸収がよい上に手間も省けたの
 であろう。

  毎年10月には「長板そば三十三間堂」(村山市農村文化保存伝承館)が開催され、全長60mの長 
 板に盛り付けられたそばを300人以上もの人が一斉に食べる行事が行われている。