裁ちそば   福島檜枝岐村      一真坊(兵庫県笹山市・・代用) 13-9-26

  昔、そば打ちは女性の仕事(家事)であった。現在では「そば打ち」も洗練されて「丸出し→角出→畳み
 →包丁」という順番だが、
檜枝岐村では「丸出し」のまま麺体を5〜6枚重ねて手ごま(こま板を使わない
 で引き切りをしていた。檜枝岐村では現在もそのやりかたでそばを打つ。
  手ごまなので蕎麦の太さが一定せず、独特の食感を作り出す。喉越しを楽しむのではなくよく噛んでそば
 を味わうのである。


 
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