富倉そば
長野県飯山市富倉(長野県最北部) はしば食堂(長野県飯山市) 11-11-17
富倉地区に伝わる山ごぼう(主としてオヤマボクチ)の葉の繊維をつなぎに使った
そばのこと。
コシの強さと喉越しの良さが特徴。オヤマボクチは高価なので少量しか使われず、幻のそばとも言われる。
オヤマボクチの葉から「葉脈」を取り出し乾燥させたもので「もぐさ」に似ている。ボクチとは「火口」で、火縄
銃の点火に利用された。上杉謙信が信州に攻め入ったのはオヤマボクチを手に入れるためであったとも言
われる。
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