越前おろし蕎麦        「森六」   11-4-29

 
400年も前から郷土蕎麦として親しまれてきたが、「越前おろし蕎麦」として全国的に知られる
 
 ようになったのは、昭和22年10月
昭和天皇が福井巡幸の際に「おろし蕎麦」を食べられ、お代わ

 りをされた上に、その後も「あの越前の蕎麦はは大変美味しかった」言われたことに始まる。
 
 越前おろし蕎麦は「若狭の辛味大根の絞り汁」を漬け汁にして食べるのが特徴で。江戸中期頃に

 は、
丹後・丹波地区で大根の汁で食べる蕎麦を「若狭汁」と呼んだという。

  あのヒリヒリする辛味が喜ばれたのである。