「出石そば」            兵庫県・出石 「湖月堂」 07-4-18

 1706年、出石藩主・松平氏と信州上田藩・千石政明のお国替えがあり、その折に千石氏が出石へ
 蕎麦職人を同道させたことに始まる。現在の「わんこそば」風になったのは幕末の頃、屋台に運ぶのに
 便利な手塩皿を使うようになったと言われている。現在のスタイル(一人前5皿・刻みねぎ・とろろ・おろし
 大根・わさび・生卵)になったのは昭和30年代と聞く。(皿は出石焼き)
 人口12000人の町に蕎麦屋が50軒余、毎年4月に「蕎麦祭り」が行われ「出石名物ソバ食い大会」
 が催される。食べた皿が箸の高さまで積まれれば一人前(成人男性)だそうだ。
 

 一人前