湖と滝が美しい「ブリトビチェ公園」を散策する。
フレッド湖から首都・リュブリアーナ市内観光を経て、ヨーロッパ最大(世界で二番目)といわれる「ボストイナ鍾乳洞」(全長2 7km)をトロッコと徒歩で見学する。 もっとも見学する部分は4kmほど。 鍾乳石が1mm成長するのに10〜30年かかるというが気の遠くなる話だ。
「緑の森の国・スロベニア」から「クロアチア」に入ったのは三日目、アドリア海に面したオパティアに宿泊する。 クロアチアきっての別荘地で、ヨーロッパ各地の富豪がビラを持っているらしい。
翌日「イストラ半島」(クロアチアの西北地域)を周遊し、ローマ時代の円形劇場、世界文化遺産「金箔モザイク天井のエウフランシウス聖堂」等を訪れたが、途中立ち寄った漁村・ロビンの澄み切った空の青さと紺碧の海の調和に見とれて記念写真を一枚。
アドリア海は色の変化があって美しい。
漁村ロビンとアドリア海
次の日は、アドリア海から離れて奥地へ、クロアチア高原の世界遺産「プリトビッツェ湖群国立公園」を訪れる。 大小16の湖とそれを繋ぐ92の滝からなっている公園の高低段 差は150m。エメラルドグリーンの川が森の中を縫うように流れる様は幻想的としか言いようが無い。
中国の「九寨溝」を思わせる湖の青色。 滝の飛沫(しぶき)の中を2〜3kmウオークして運動不足の身体をほぐす。 それにしても今回のツアーは歩くことが多い。
独立戦争の際一時セルビア側の管理下におかれ「危機にさらされている世界遺産リスト」に加えられたが、現在は見事にかつての姿を取り戻しているように見えた。
ホテルは森の中、翌朝小鳥の啼声で目覚める。
プリトビッツエ国立公園の滝 |